どこでもドア

人々はどこでもドアを作り出そうとして、その難しさに道半ばで諦めます。

しかし、次のように考えてみたらどこでもドアもどきが出来るのかも…。


どこでもドアとは本来、自分がどこかのある場所(時には時代を超越して)に一瞬で移動するものです。

けれども、現実ではかなりの距離を一瞬で移動するのは難しいらしいです。

できたとしても、移動した先の自分が自分で無くなっている可能性があるとか無いとか。

なので、ここでチェス盤をひっくり返します。

「そうだ!!俺がどこかに移動するんじゃない!どこかが俺に移動して来るんだ!」

そうなのです。行きたい場所をこちらに引っ張ってくればいいのです。

え?

ちょっとこれだけでは「今日は疲れてるんだ。早く寝なさい」と諭されそうなのでそれっぽい説明を付け加えます。

ここで重要なのはドアです。

何の変哲も無いドア…。普通、ドアの向こうには現実世界が広がっています。

誰もがそう思い込みます。

けれど、その思い込みを逆手にとってドアにできるだけ鮮明に映る画面を埋め込みましょう。

戦人君はどうやらどこでもドアを手に入れたようです。


アニメに夢中になっていると、時々、どこでもドアを手に入れた気分になります。

それって、世間では仮想と現実の区別がつかなくなっている危険な人ってことなのでは・・・。


とにかく、どこでもドアを作ろうとしているマッドサイエンティストさんはジャパニーズアニメーションの構造評価をまず行うべきです。きっと重要なヒントが隠されているはず…。


昨日徹夜したツケが回ってきたという話でした。