2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い~西尾維新はブギーポップ(不気味な泡)なのかもしれない~

この前、戯言シリーズ クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣いのOVAを見終わりました。 端的に言ってしまうと、面白かったです。 かれこれ遡ること、10年以上前、原作を読んだことがあります。 しかしながら、私はどうやら小説の地の文、特に情景描写をほ…

パンツあたためますか?

今年もパンツを温めたい時期がやってまいりました。 女性のパンツは湯銭で、男性のパンツは電子レンジで温めるのがベストな方法です。 皆様もどうぞ暖かいパンツをお試しください。 きっと、心まで温かくなること請け合いです。 そして、暖かいパンツ(出来…

リア充にもオタクにもなれない俺の青春~リア充は氏ね、そしてオタクも氏ねという過激な話(?)~

オタクって何だろう?(哲学) (37%) kindleで電子書籍を読むと、仮に引用したい文章があった場合に、それが何ページなのか分からなくて、どうしよう?となってしまう。 仮に今回は、最後に(37%)と付け加えてみたけれど、これでは、どこかの大学の哲学科の人…

感情に名前を付けない~Syrup16g delaidback~

私は昔から自分の(大切な)感情に名前を付けないようにしています。名前を付けることに意味をあまり感じないというか、必要の無いことだと思っています。何故かというと、言葉は独り歩きするからです。普通、ある状況がある感情を想起させることで、人は何…

芥川龍之介 歯車

芥川龍之介の最晩年の作品です。 読後感としては、全体的に埃色のイメージが広がりました。 その中に、ぼんやりと浮かび上がるレエン・コオト、歯車という黒色、 片目が充血した友人、色硝子のランタアンという赤色、 灰色、黒、淀んだ赤という色が印象に残…

佐藤究 QJKJQ

久しぶりにミステリーを読みました。 むしろ、小説そのものを読むのも久しぶりなのかもしれません。 虚構と現実の境目を扱った作品は昔から好きです。 主人公の目を通して語られる世界が果たしてどれだけ、他人と共通した認識を得られる何かなのか?という問…