デュラララ!!~白河夜船~第9話

わたくし、白河夜船を今まで東京のどっかの地名だと思い込んでおりました。

熟睡していて何も知らないこと。何も気がつかないほどよく寝入っているさま。
だったんですね。新羅先生、勉強になりました。

それにしても「愛」って難しいですね。お姉さんのいう愛が間違ってるのかどうかも分からないです。

臨也さんは人間が好きらしいですが、臨也さん自身も人間ですよね。

だったら、自分を除外したようなその方針は一体何様なんだと思うわけです。

けれど、最終回で他の人達が臨也さんだけを悪者扱いしてハッピーエンドと言う方針では無い気がします。

静雄さんは自分の行動を他人のせいにするのがとても嫌いですし、帝人くんもそんな感じなので…。

いくら他人にそのように行動するよう唆されたとしても、その行動を選んだのは自分自身であり、その責任は自分自身にある、とまあ、人によってはかなりシビアだと感じられるような考え方をする登場人物が多いように感じます。誰かに許してもらおう、誰か他の人の価値観によって許してもらおうとするのは、この世界では駄目な生き方と判断されるようです。

最近の十代の少年少女たち(なのか、作者の年齢に近い三十代までの人間全般にいえる傾向なのかよく分かりませんが)はこういうシビアな世界に生きているんだなとちょっと尊敬のまなざしです。