嘘、でっちあげ、

マドンナの有名な来歴「たった35ドルを握り締めてマンハッタンに乗り込み、他に行くところがなくてタイムズスクエアに降り立った」というのはマドンナが作り上げたでっち上げらしいですね。本当は、マンハッタンには予め多くの知り合いを作っており、お金もあり、支援体制もばっちり整っていたのだとか。(『マドンナの素顔』クリストファー・チコーネ)

このでっちあげを一貫して語り続けてきたマドンナはある意味凄いなと思います。

嘘が二転三転して新しい設定が出て来て「こいつ嘘ついてるのかも?」と疑心暗鬼にさせられるより、長年に渡って同じ嘘を吐き続けれる方がまだましな気がするからです。

それに、ダンスにバレエときちんとした積み重ねを行い、今でも日々のトレーニングを欠かさないが故に、今の彼女の地位があるということをファンの方も知っているので、その嘘もファンにとってあまり衝撃を受けるようなものでは無いというのもあると思います。

結果があるから嘘がばれても平気なわけです。逆に言えば、結果を何ももたないor結果を未だ得られない普通の人は嘘をついてはいけないということですね。もしくはばれるような嘘をついてはいけない。悪人(厚顔無恥)になる覚悟が無いのなら。他人に夢を与え続けられる嘘と自己保身のためだけの嘘。自分の言動に責任がもてないのなら最初から「私は詐偽師です」と宣言する方がましな気がします。

一番良いのは嘘を吐かないことです。