Girl, Interrupted 17歳のカルテ
この映画を観て一番えっと思ったのは主人公が17歳というわけでは無いということ。
この映画が作られた当時、切れる17歳というのが話題になっていたことから付けられたらしい。
切れるのと人格障害はまた別もんだろう。なんとも安易なネーミングだ。
私はこの題名のせいでエヴァンゲリオンの続き物みたいな作品かと勘違いしていたよ。
主人公は良い子でいけ好かない奴。しかし、よい子にならないと精神病棟から出してもらえないからね。
主人公の友達は、どんなにクールであっても、精神病棟から出られない。彼女のことを所詮、井の中の蛙ね、ぷっ…と言って、主人公は精神病棟を後にする。世の中の縮図が詰まったラスト。相対的じゃないよなーというのが感想。
1960年代の話。まだまだ精神医学が発達段階。主人公は本当に境界性人格障害だったかも怪しい。
本の方だと「思春期病棟の少女たち」という題名。あ、私この本持ってたわ。積読状態だけど。