スピッツ 俺のすべて

この歌を聴いたとき、こんなスピッツらしくない曲もあるのか!!とちょっと驚きました。

アヴァンチュールを楽しんでるらしき「俺」の歌です。

崖っぷちだった「俺」のところに「白い野菊」が現れたそうですが、中々いいタイミングですね。

そりゃ、アヴァンチュールになりますわな。

コミさんには、サンゴの海で泳ぐ若い男女の姿が見えます。

野菊って言ってるから小川の方が良さげなのに??はは…諸事情あるのです…野菊は海には行けないので、海に行ったのは「何にも知らないお前」ですよ。

この「俺」は「何も知らないお前」と「触れるだけのキス」をするらしいです。

ん?このお前って誰?

コミさんはてっきりアヴァンチュールを楽しんでる相手では無くて本妻?本彼女(何それ)?かと思い込んでいました。

つまり、この歌には三人登場人物がいて、


清楚な野菊さん

ジャンクフードをさぐる俺

サンゴの海に連れてってとせがむ本彼女


であります。


そして、この「俺」は浮気相手の「野菊」さんに夢中で彼女とは形式的なキスしかしないのか!!なんて奴だ!!隅に置けない!!

と勝手に興奮していたのです。(というか半ば願望。)


しかし、よくよく考えたら、元パンクバンドとはいえ控えめなスピッツの歌です。

きっと「野菊」さんとそこまで熱い関係には至らず、「俺」には他に女がいるとも知らない野菊さんと淡い初恋的なキスをしたに違いありません。

いや、でも燃えるようなアヴァンチュールって言ってるし…。

うーん、でも触れるだけのキスをするだけでも足の指がさわぐほどなのかも?

男心(何それ…)が分からんなあ…。

そういうところも含めて詐欺師なのでしょうか?


しかし、サンゴの海ってコミさんの完全なる妄想だな。