はなまる幼稚園
1月からスタートしているアニメ『はなまる幼稚園』の第一話を見てみました。
なかなか突飛な設定です。
主人公は土田さんという男性で、この春から幼稚園の先生。
出勤第一日目が今回の話です。
どうやら、朝に弱いらしい。
一生懸命、自転車をこいで職場に向かっていると、一人道路で犬に向かってワンワン言っている不思議な女の子に会います。
職業柄からか、その子を放っておけない土田さん。
そして、何故かその子、杏ちゃんにナンパ認定される土田さん。
どうやら杏ちゃんが一人なのは、お母さんは家に忘れ物を取りに行ったかららしいです。
お母さん、土田さんが危ない人じゃなくて良かったね。
ナンパされたという娘に対して、「ママと一緒でモテモテさんだね!」というお母さん。流石です。
そんなこんなで、土田さん出勤一日目なのに遅刻してしまいました。
園長先生に「大物ですね」と注意されてしまいますが、そういう園長先生こそ大物の風格があります。
そして、山本先生という同僚の先生を綺麗な人だ、と心の声で思う土田さん。
この辺はまあ、普通の感覚でしょうか?
そして、杏ちゃんも土田先生と同じ幼稚園に今日から入園したみたい。
杏ちゃんの友達二人もこれから面白くなりそうな予感がします。
そして、この辺りはよくある展開、といいますか、こうしないと話が進まないので、「あ、今朝のパンツ覗き魔!」よろしく、土田先生は「あ、今朝のナンパ野郎!」と公衆の面前で杏ちゃんに言われてしまいます。
その後、杏ちゃんが木から落ちたり、それを土田先生が受け止めたり、杏ちゃんのお母さんが高校時代に美術の先生と結婚していたことが判明したり、その後、渡米したことや、今は、日本で家族三人暖かい食卓を囲んでいることが分かったり…。
突飛な設定ですが、常識にとらわれないアニメの世界でしか実現できないような面白い話だと思いました。
土田さんの常識が杏ちゃん親子によってどのように破壊されていくのか見ものであります。
これって、現実だと杏母が通園途中の道で我が子を一人にしている地点で全く笑えない話ですが、そこはフィクション、酷い母親だな、と受け流そうと思えば、受け流せてしまえるそんな第一話でした。