今期半分以上終わったので全体的な感想

今期は見てるもの多いです。


STAR DRIVER 輝きのタクト 

何だか謎が多すぎてよく分かってません…。タクトさんは最初は「すごいことやりに来た」直情型の気の良い奴かと思ったら、何だか心の闇的なものがある暗い美少年でした。けれども、表面的には明るいですね。その明るさが却って不気味でもあるかな…。綺羅星十字団のヘッドは、良い世捨て人だと思います。他の人は表では、学生であったり、仕事を持っていたりするのですが、ヘッドはきっとニートだと思います。眠れないのは、お昼間にぐーすか寝ているせいに違いありません。


荒川アンダーザブリッジ×ブリッジ

これ私の中では日常アニメになりました。見ていると癒されます。P子がわりと話の分かる常識人だったことに意外性を感じました。


海月姫

尼ーずの皆さんの恐ろしいものは私の恐ろしいものです。お兄さんに「この前は眼鏡を直接お渡しできず申し訳ありません」と言われ、「私が気持ち悪すぎたから」と勘違いするくだりは、ああ、何か心が痛いなぁ・・・。キョンシーごっこを始めたりしてましたが、ああいう訳の分からない集団ハイテンションというのは、たまにあります。集団ヒステリー亜種みたいな感じです。実際海月オタの女の子いましたよ。他に、ミジンコとかクリオネとか菌類が好きな子だったので、生物学科に進みました。何かに熱意があるのは良いことだと思いますよ。

ただ、このアニメ見てて心配なのは、クラノスケのお兄さんが月海ちゃんの外見だけに惚れてそうなところです。きっと、この後色々あるのでしょう。それにときどき、月海ちゃんの思考に「?」となるところがあります。それは、きっと月海ちゃんがまだ、「普通の女性」になれる要素を秘めているからだと思います。「普通の女性」になるルートを選ぶのか、「人間失格」ルートを選び、薔薇色のオタク人生を歩み続けるのか…。

半世紀以上前、西洋のどこかのおばさまが「女は生まれながらにして女であるわけではない。社会が女を女にするのだ」的なことを言いましたが、この古臭い理論が現代に生かされる存在になったのかどうなのか…。このアニメではどういう風な結論に持っていくのでしょうか。女性を巡る現実の個人の考えというのは、かなり多様化したと思いますが、創作やイデオロギーがそれに追いついて無い感じがあります。

個人的には、男とか女とかそういう概念を恐れているのが女のオタクだと思いますよ。あ、でも作中で出てこないやおいその他の類似品を好む女性方は除きます。女のオタクは男女同質論とか聞くだけで震え始め、「私は勘定に入れないで下さい」となる人々です。


俺の妹がこんなに可愛い訳がない

桐乃ちゃんがどうしてあんなに妹に固執するのか。それなりに考えたんですけれど、原作でもきっと答えが出てないのでね、何とも…。一般的にエロゲの妹という存在は、「お兄ちゃんに守られる」、「か弱い」存在で、「甘えてよく」て、「未熟」でも構わない存在です。けれども、桐乃ちゃん自身は妹であるにも関わらず、成績、才能、容姿などすべてにおいて完璧を求められ、大人たちに囲まれてモデルの仕事もやっています。なので、完璧な桐乃ちゃんは、エロゲの妹達が羨ましくて仕方ないのかなと考えました。「こんなの現実の妹と全然違う!」と敵対することも出来ますが、色々完璧を求められてきた桐乃ちゃんは、そこでもついつい良い子になってしまい、敵対するより仲良くしようと、「妹萌え」に走ったのではないかと思います。そう考えると、「フヒヒ」と妹に萌える桐乃ちゃんは、気持ち悪いオタクではなくて、どこか全体的に悲しみの漂うメンタルヘルスの危うい子です。


「オタクってのはな!悲しみを背負って尚フヒヒと笑うダークヒーロ的存在なんだよ!」


探偵オペラミルキィホームズ

トゥエンティはもう脱がなくて良いよ…。アンリエット様が女神。


それでも町は廻っている

歩鳥ちゃんが馬鹿可愛い。しかし、私はシーサイドのばあちゃん萌えです。


おとめ妖怪ざくろ

ヘタレ少尉はヘタレなりに優しい。しかし、ヘタレはヘタレである。このままヘタレ道を極めよ。ざくろさんとか薄蛍さんその他の過去は、ヒロイン分岐の際のおまけ程度に捉えています。


侵略!イカ娘

色々な番組に侵略しているけしからんアニメである。そもそも何故か今期は海関係が多い。タクトのイカ大王、海月姫、探偵オペラにもイカ出てきました。それ町のシーサイドと魚屋の息子。どうでもいいけど、今期始まってから、3回もペスカトーレ食べました。