黒執事Ⅱの最終回を思い出して感想

長くなってしまいましたが、シリーズ通して一回しか見てないので、正直よく分かってない部分が多々あります。考えをまとめながら書いたのでちょっと冗長になってしまいました。


ハンナさんのルカへの愛って、人間が忠実な子犬を見て可愛いと思うようなものなのかな。子犬の兄弟を再会させてあげたいというエゴであるような気がします。ルカという犬の兄貴であるジムはちょっと目を離している隙にどこかに行ってしまった。人間時間で数年後、悪魔だともっと短い時間の後、トランシー家で飼われているのを見つけたので、飼い主のクロードに会いに行った、というような感覚で見ると辻褄が合うような気がします。

クロードさんとセバスチャンのアロイス、坊ちゃんへの接し方はまた違うものですが。


悪魔の食事は基本、狩猟採集型で、セバスチャンは農耕型で飼って手入れして食べるという方法だったので、珍しがられたんじゃないでしょうか。クロードは手入れした食料がかなり魅力的だったので手入れをしていないアロイスを食わずに製品にして(牛の肉を食べずに牛革のバックにする感じ)、坊ちゃんをおびき寄せ食おうとしたと。


アロイスは最後まで憎しみに満ちていましたね。貴族は悪魔に、浮浪者の子供は浮浪者の精神のままというのは皮肉な展開です。どちらも悪魔に魂を売ったので当たり前ですが。


以上、悪魔と人間の関係をまとめると、

ハンナ…子牛の弟の方は食べたけれど、食べる前の食べられることを恐れなかった子牛の目が忘れられなかった。ドナドナ♪される兄の子牛を探して、町の市場へ。市場に着いた頃にはドナドナ兄牛は、クロードさんがお買い上げになっていた。


クロードさん…腹が減ってたら、良い具合のドナドナ牛を見つけたので確保。


セバスチャン…かなりの美食家。良い子牛を見つけたので、確保し良い肉牛にするために日々努力。牛にえさの質が悪いと言われ、えさをばら撒かれても、旨い肉にするために我慢。


こんな感じに思えます。


そういえば、最後セバスチャンが坊ちゃんを抱えてどこかへ行く場面は、DTB二期の黒さんが銀を抱えてどこかへ行くシーンを思い出しました。


最後のティーセットは以前も出てきましたが、いつ出て来たのか思い出せない。