嘘ではなく気遣いという日本語らしい

以前私は、嘘の上手い男性は大変親切であり、良い人であると書いた。私は、男の人に嘘を吐かれる事を期待しながら毎日過ごしているとも書いた気がする。

しかし、以前嘘吐きの男性に「これこれしかじかのことを日本語では嘘というんだよ」と教えられたことは、どうやら一般的な良心のある男性に言わせると「気遣い」という言葉になるらしい。

びっくりした。私はかなり騙されやすいらしい。

まったく、「気遣い」なんてされると恐縮してしまうではないか。

それに毎日「気遣い」をされることを期待しながら生きている人間なんて一体何様なんだと思う。実にけしからん。

息を吐くように嘘を吐く人というのは、24時間体制で気遣いをしている人となる。

それはもう大変親切で良い人に決まっている。

言葉の定義というのは難しい。