金とモラルの無い人間

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私の浅はかさと思慮の無さと無知と狡賢さとただ飯を食らおうという浅ましい根性に比べたら、許す許さない以前に、わざわざ矢面に立つ仕事をするなんてこの人達は全く以って人が良いなという気になる。特に二世議員などは周りから期待されて育てられてかわいそうな人だなと思う。私のような何も考えていないくせに人には期待し、文句は一人前に言うが金は持たないという庶民が一番厄介である。金が無いために何をしでかすか分からない。


若い頃には金には困った方が良いなどということもあるが、そんなことは無いだろう。金のためなら何でもやらかす人間になるからだ。金が無くても幸せなら…という綺麗事を言う人も有るが、そういう幸せになれるための感情というのは、人生のどこかで質の高い生活をすれば得られるものであって、そのような感情を備えた人が一時的に貧乏になった際に、得られる境遇が「金が無くても幸せ」である。金も無く、モラルも無い生活を送ってきた人間は、モラルという「質」より金という「量」を求める。一般的に、「質」よりも「量」の方が目に見えるし、手に入れやすいからだ。そして、手に入れた「量」で「質」を補おうとする。

私は「量」で「質」を補おうとする類の人間である。「質」の部分を補えば補うほど、最初からそれらを持っている人達の魂の気高さと傍若無人さに圧倒され、気後れする。

私もこの人たちの仲間になりたいなと思う。けれども一生なれないだろう。私のような人間は、金が無かった悲しさと金を得る為にやった浅ましい行為に対する恥の感情を一生抱えて生きて行けばいいだろう。