PSYCHO-PASS 2 の感想らしきもの

まだ放送中なのですが、感想らしきものが頭のなかに湧いてきたので書き留めておきます。
ネタバレ注意です。


狡噛さんは、出てこないようです。残念です。放送前の私のニヤケ顔を今の私が思い出すだけで嫌になります。放送前の私はどんだけ浮かれていたのでしょうか。
放送前ににごりまくっていた私の色相は、もはや澄み渡って、洞爺湖の水のようなクリアカラーです。
何かを求める心は、おそらく人の頭を悪くします。頭を悪くするばかりでなく、心までおかしくします。
そのことを気づかせてくれたPSYCHO-PASSの2期は、それだけで十分に素晴らしい作品ではないでしょうか。
そうです。同僚の失脚を求める心は、単純な引き算もできなくさせます。2114年の5年前は、2109年であり、2099年ではありません。2114年11月26日の約2ヶ月前は2114年9月26日前後であり、2114年8月10日は、約3ヶ月前になります。
責めているわけではありません。よくあることなのです。現に私も、狡噛さんの登場を求めるあまり、犯罪係数を悪化させてしまいました。
しかし、霜月ちゃんは、色々失敗しても犯罪係数はそれほど上がっていないそうではないですか。
優秀な人は、最初から私のような凡人とは違うのです。
そういうことなので、霜月ちゃんも、何かを求める心を無くせば、頭も心も良くなるのではないでしょうか。